米デル、アジア・太平洋地域の市場シェアを2倍に
XFN-ASIAによると、PC世界最大手の米デルは、アジア・太平洋地域のコンピュータとサーバーの市場でシェアを2倍にする見込みだ。マレーシアのニューストレーツ・タイムズが同日付で報じた。同紙によると、デルの2005年度の世界売上高は約500億ドル(約5兆6000億円)となるが、同社はこれを4年以内に約800億ドル(約8兆9600億円)に引き上げるとしている。
また、同社のケビン・ロリンズ社長兼CEO(最高経営責任者)の話として、デルはマレーシアで、PC以外の製品の導入を計画しており、「ストレージやサーバー、プリンター、薄型パネルテレビなどの分野に来年中に乗り出す。企業、政府、富裕層をターゲットにしている」とした。
デルは、ペナンでデスクトップPCとノートPCなどを製造する2工場を運営しており、約3600人の従業員を雇用している。2005年1月までの1年間で、同社のマレーシア部門の輸出額は276億リンギットで、マレーシアの電子機器の輸出全体の28%を占めている。【了】
デルは、ペナンでデスクトップPCとノートPCなどを製造する2工場を運営しており、約3600人の従業員を雇用している。2005年1月までの1年間で、同社のマレーシア部門の輸出額は276億リンギットで、マレーシアの電子機器の輸出全体の28%を占めている。【了】