AFX通信によると、8日のシンガポールの電子取引で、米国標準油種WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の9月物は、米国の製油所のトラブルが引き続き発生していることから、一時、1バレル=62.69ドルまで上伸し、最高値を更新した。WTIは先週末の5日、ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で、終値で過去最高値となる62.31ドルで引けていた。シンガポールでは現地時間午前10時40分、前週末終値比0.19ドル高の62.50ドルで取引されていた。【了】