XFN-ASIAによると、欧州電機最大手の蘭ロイヤル・フィリップス・エレクトロニクスの半導体部門であるフィリップス・セミコンダクターズが、アジア太平洋地域の本部拠点を台湾から上海に移した模様だ。台湾経済紙の経済日報が2日付で報じた。同紙によると、同拠点では、中国国内での業務に加え、台湾での業務も統括するとしている。同社幹部によると、上海への本拠移動は7月に行われた同社の事業再編の一環であり、同社が台湾で行っている業務には影響がないとしている。同社の中国業務はこれまで、アジア太平洋地域の拠点であった台湾で統括されていた。 【了】