CBS MarketWatchによると、米通信機器大手モトローラは25日夜、同社のブロードバンド・インターネット接続に使われる無線LANシステム「キャノピー」とその関連製品をフィリピンのデータ通信サービス大手のスマート・コミュニケーションズにライセンス販売する複数年契約を結んだと発表した。販売金額は数百万ドルと見られている。スマートでは、今年中にもフィリピンで「キャノピー」製品の販売を開始するとしている。スマートの携帯電話加入者は2000万人を超えており、今後は、家庭や企業向けに「キャノピー」製品を用いたブロードバンド・インターネットサービスやデータサービスを提供して行く。モトローラの株価はニューヨーク市場で25日、前週末比2.70%高の20.54ドルで引けた。【了】