米ストレージ大手EMC、Q2最終益52%増=市場予想と一致
CBS MarketWatchによると、米ストレージ(外部記憶装置)最大手のEMCは21日、2005年第2四半期(4-6月)決算を発表した。それによると、売上高が前年同期比19%増の23億4000万ドル(約2600億円)、最終利益が同52%増の2億9300万ドル(約330億円)と増収増益となった。1株利益は12セントとなり、市場予想と一致した。中核のストレージ・システム事業の売上高が前年同期比15%増の11億ドル、ソフトウエア事業の売上高も同23%増の8億7800万ドルと好調だった。
一方、EMCは、第3四半期(7−9月)の業績見通しについて、売上高を4−6月期から横ばい、1株利益を12セントと予想。市場予想の売上高23億9000万ドルと最終利益13セントを下回った。また、通期見通しについて、売上高を96億3000万ドル、1株利益を50−51セントと予想したが、市場予想は売上高96億2000万ドル、1株利益51セントとなっている。21日の同社の株価は前日比0.33ドル (2.3%)安の14.09ドルで引けた後、時間外取引では、同日終値比0.01ドル安の14.08ドルで推移している。【了】