AFX通信によると、米半導体最大手インテルは、インドに建設を予定している半導体の組み立て・テスト工場をめぐり、インド政府に税法上の優遇措置などを求めている模様だ。インド経済紙のビジネス・スタンダードが12日付で報じた。

  同紙によると、インテルは、総額7億ドル(約770億円)を投じて、インド・チェンナイかグレーターノイダの経済特区に工場を建設する予定だが、投資の条件としてインド政府に税法上の優遇措置と、対外商業借り入れ規制の免除を求めている。これに対し、インド政府筋は、「インテルの要求の一部は、商業特区内では認められるだろう。だが、全ての要求を認めることはできない」と述べたという。 【了】