米債券市場概況(8日):10年債4.11%に上昇=米失業率低下で
CBS MarketWatchによると、8日の米債券市場は、米労働省が朝方発表した6月雇用統計で、非農業部門就業者数が、市場予想を大幅に下回る前月比14万6000人増にとどまったものの、失業率が5.0%と3年9ヵ月ぶりの低水準となり、市場で景気拡大の見通しが強まったことから、米国債が売られた。指標の10年国債は13/32低下の100 3/32となり、債券価格とは反対方向に動く利回りは、前日の4.07%から4.11%に上昇した。【了】