東京三菱銀行、来春にもモスクワ駐在員事務所を現法化へ
AFX通信によると、東京三菱銀行<8306>はモスクワで活動している駐在員事務所を来春にも現地法人に格上げする見通しだ。8日付け日本経済新聞(ウエブ版)が報じたもので、現地法人化することで、ロシアに進出する日系企業に対して、融資や為替など商業銀行全般にわたる業務を展開する予定という。日銀によると、今後の著しい成長が期待される中国、インド、ロシア、ブラジルの4大新興市場、いわゆる「BRICs(ブリクス)」に対する2004年末の融資残高は202.5億ドルと前年比40%増加した。うち、ロシアは同60%増の15.2億ドルだった。【了】