AFX通信によると、イングランド中銀(英中銀)は7日開催した金融政策委員会で、事前の予想通り政策金利を4.75%に据え置いた。声明は発表されていない。昨年8月の利上げ以降、金利は11ヵ月連続で据え置かれたが、朝方、ロンドン市内で発生した一連の爆発事故で利下げの可能性も浮上していた。このため、同事故による経済への影響がみられる場合には、市場で金利引き下げ観測が強まる公算がある。朝方の金融市場は、爆発事故を材料に、株式市場やポンド相場が急落、債券市場は急騰していた。ポンドは金利据え置きの発表を受けて対ドルで、一時、1.7477ドルまで上昇したが、午前12時08分現在、1.7438ドルで推移している。【了】