XFN-ASIAによると、すでに身売りを表明している米家電大手メイタグは、リップルウッド・ホールディングスとの交渉の妨げになるとして、中国家電大手ハイアール(海爾集団)との協議を7月半ばまでに打ち切る模様だ。英経済紙フィナンシャル・タイムズが同日付で伝えた。ハイアールは先週、米資産運用会社ベーン・キャピタルなどと組み、メイタグ傘下の掃除機メーカー、フーバーに対し、リップルウッドの113億ドル(約1兆2600億円)を上回る128億ドル(約1兆4300億円)の買収金額の提示を行っていたが、これに関し、リップルウッドがメイタグに対して不快感を伝えていたとしている。 【了】