米ユノカルのアジア拠点を中国CNOOCに転売せず=シェブロン副会長
XFN-ASIAによると、米石油大手シェブロンは、同業の米ユノカルの買収を巡り、買収に成功した場合でも、市場で憶測されている中国石油大手CNOOC(中国海洋石油)にユノカルが保有するアジア拠点の転売は行わない模様だ。米経済紙フィナンシャル・タイムズが同日付で報じた。ユノカルの買収を巡っては、シェブロンが160億ドル、CNOOCが185億ドルの買収金額を提示している。
同紙によると、シェブロンのピーター・ロバートソン副会長は、シェブロンがユノカルの米国内の資産を取得し、ユノカルのアジア拠点の資産を他の誰かが取得するという結論なら、初めから買収に参加する意味がない、と述べている。また、同氏は、ユノカルのアジア拠点からの石油生産は同社全体の70%を占め、成長性も高い重要資産と指摘した。 【了】
同紙によると、シェブロンのピーター・ロバートソン副会長は、シェブロンがユノカルの米国内の資産を取得し、ユノカルのアジア拠点の資産を他の誰かが取得するという結論なら、初めから買収に参加する意味がない、と述べている。また、同氏は、ユノカルのアジア拠点からの石油生産は同社全体の70%を占め、成長性も高い重要資産と指摘した。 【了】