AFX通信によると、携帯パソコンのOS(オペレーティング・システム)メーカー、米ゴー・コーポレーションが、米ソフトウエア最大手マイクロソフトを反トラスト法違反で連邦裁と州裁に提訴した模様。米紙ニューヨーク・タイムズ(ウエブ版)が4日付で報じた。

  同紙によると、ゴーは、ペンで操作する携帯パソコンの開発に取り組んでいた90年代初めに、マイクロソフトから不当な妨害を受けたとして、マイクロソフトがIBMと反トラスト訴訟で和解する前の先月29日に提訴した。一方、マイクロソフトのスポークスマンは、「彼らは20年前から同じ主張を繰り返しているが、法的根拠に欠けている」と述べた。 【了】