日本が誇る有数の米所と言えば、新潟県。

新潟県を全国一の米どころに育てたのは、江戸時代に行われた新田開発といわれています。

当時、新潟には広大な低湿地が広がっていましたが、その水はけの悪い劣悪な環境を克服しようと多くの人々の努力によって、新田開発が行われました。

江戸時代からの歴史の積み重ねが現代に運んできた宝物、それが新潟が誇るお米なのです。

そんな新潟が誇るおいしいお米を余す事無くたっぷりと味わえるものの1つが駅弁。

数多ある新潟のおいしい駅弁の中から、今回ご紹介するのは、大人気の駅弁として名高い、新発田三新軒(しばた・さんしんけん)の「えび千両ちらし」です。

・東京駅「祭」で買える幸せ
こちらのお弁当、昭和30年(1955年)に創業した老舗のお弁当屋「新発田三新軒(しばた・さんしんけん)」が手がけるお弁当。嬉しい事に新潟駅だけでなく、東京駅の「祭」でも購入可能です。

・驚きのお弁当
「えび千両ちらし」はフタを開けてみると4切れの厚焼き玉子が敷かれているだけのお弁当。

少し変わったものといえば、おいしい海老のおぼろが玉子の上に載っているだけです。

しかしながらこのお弁当、厚焼き卵をめくってみると、美味しいネタが隠れている事に気がつきます。


・美味しいネタの数々と酢飯の競演
玉子の下に隠れている具材は全部で4つ、その全てに丁寧な仕事がされています。

こはだは、酢でシメたあとにわさび醤油で化粧をされていますし、ウナギの蒲焼きはたっぷりと美味しいタレが絡まっています。

また、酢通しをして醤油で味を含ませた蒸し海老は、柔らかい海老の甘みとウマミをたっぷりと感じますし、一夜干しされた塩イカは噛めば噛むほど深い味わいを感じます。

そして酢飯にはかんぴょうが混ぜ込んであり、もちろんお米は新潟の美味しいお米。

さらに酢飯の上に、おぼろ昆布が敷かれているという、ウマミたっぷりの贅沢なちらし寿司、それが新発田三新軒(しばた・さんしんけん)の「えび千両ちらし」なのです。

東京駅で味わえる駅弁には、両国名物の「国技館焼き鳥」や群馬県高崎が誇る駅弁「鶏めし弁当」など美味しいお弁当がたくさんありますが、ちょっと贅沢な旅を楽しみたい方には、新潟が誇る劇ウマ弁当、新発田三新軒(しばた・さんしんけん)の「えび千両ちらし」がオススメです。

Post: GoTrip! http://gotrip.jp/ 旅に行きたくなるメディア

販売場所>>
・JR新潟駅
・JR東京駅「祭り」

公式ホームページ http://masaka.ekiben.or.jp/type/2014/04/001717.html