【極上】生うに丼が890円なのに激ウマすぎて笑った! なか卯に食べに行ってみた結果

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牛丼やうどんが美味しいファストフード店して知られている人気チェーン店「なか卯」が、期間限定で生うに丼を販売し、多くの人たちから絶賛されている。

とにかく量が多いしウマイ!



絶賛されている理由はいくつかあるが、大きく分けてふたつある。ひとつは「うにとイクラが大盛りすぎる」という点、もうひとつは「しかもハイクオリティで激ウマ」という点である。そう、量がケチケチしておらず、さらにウマイのである。

客が第一の精神





特に「ケチケチしていない」という点は重要だ。たとえ高級食材を使用したメニューを開発しようとも、客が満足できないものを出しては意味がない。

この点に気が付かない飲食店は多く、高級食材は使用しているが「量がイマイチ」「味がイマイチ」「量も味もイマイチ」という料理を提供している店が多くある。最初は話題につられて客が訪れるが、決してリピーターにはならないし、最終的に店のマイナスイメージにつながる。

「満足感あふれる心境」へと誘う





今回、なか卯が開発した生うに丼は890円という価格ながら、本格的な居酒屋や海鮮丼屋で1000円以上してもおかしくないレベルに仕上げ、客を満足させている。

損したと思わせない価格、値段以上のうにとイクラの量、満足度の高いハイクオリティな味、そのすべてを達成し、客を「満足感あふれる心境」へと誘っているのだ。

ミニと並が用意されている





実際になか卯に食べに行ってみた。生うに丼の量はミニ(590円)と並(890円)が用意されていた。食券機で食券を購入し、店員に渡す。

ちなみに、なか卯で大人気だったローストビーフ重(http://news.merumo.ne.jp/article/genre/5303763)は販売を終了していた。おそらく、生うに丼と入れ替わった形で販売を終えたのだろう。

ダメ押しでたっぷりとイクラ



注文から約5分ほどで、生うに丼が登場。そこには、ガッツリと金色(?)に輝くうにが盛られており、ダメ押しでたっぷりとイクラがぶっかけられていた。



えっ!? 量だけ見ても890円のレベルではない気が……。食べる前だが、見た目だけ評価するなら1000円してもおかしくない量と美しさ。



何から何まで完璧に近い



なにより驚かされたのが、見本として店頭に掲げられていた生うに丼の写真よりもうにが多い事である。うにの下にうにが重なっている! 丼全体にうにが広がっている!



これ、業界の常識を打ち破っているとしか言いようがない。だって見本よりうにが多いのだぞ!? ありえない。さらにうには乱れることなくキレイに盛られている。何から何まで完璧に近い。

イクラがはじけてコクを生む



さっそく箸を投入し、ご飯とうに、イクラをごっそりと持ち上げ、豪快に食べる。うっ、うっ、うっ、ウマアアアアアアアアアアアイ!



一瞬にして広がるウニの甘味がたまらない。それを追いかけるようにイクラがはじけてコクを生み、ご飯とウニを包む! うに、イクラ、ご飯、どれを食べても美味。



開発チームに敬意を表したい



なにより、このうに、890円の丼につかわれているうにのレベルを超えている。上品に甘く、そして生臭さも過剰な味付けも皆無。限りなく上品なこの甘さ、そこらへんの安いうにでは無理だ! よほど、料理開発チームが努力してこの料理を作り上げたのだろう。



ここまで完成度が高い食材をそろえたことに対し、開発チームに敬意を表したい。これ、店によっては1500〜2000円とる料理だ。

トップクラスのスキルとスピリッツ



いやあ、ここまで文句のつけようがないファストフード店の料理も珍しい。皆さんも、なか卯の生うに丼を食べてみることを強く推奨する。きっと、ファストフード店に対する印象がガラリと変わるはずだ。

ローストビーフ重のときも感動したが、なか卯は、客の心を掴む商品づくりをしている店として、トップクラスのスキルとスピリッツを持っていることは間違いない。



さすがなか卯。他社にできない事を平然とやってのけるッ! そこにシビれる! あこがれるゥ!



■執筆・監修:Mr. Fox

執筆、撮影、編集家。日本生まれ、生年不詳、トレードマークはキツネの顔。世界各国を回りながら、メディアに関わる仕事をしてます。人のアイデアを転がします! コンコン。