【ファンキー通信】レンジでチンするレンチン寿司
もともと冷凍寿司ができるきっかけは何だったのだろう？ 2004年の３月にレンチン寿司の発売を開始した、冷凍寿司メーカーの株式会社キヤリ・社長室の飛田さんによる「弊社の岩井代表が、現在の会社を起業する前の会社で関わった『冷凍寿司の解凍機プロジェクト』がきっかけです」とのこと。
よく考えてみれば、レンジでごはんを解凍してもうまくいかず、硬い部分が残ったりすることもある。ましてお寿司をレンジでチンするなんて、ゴハンが熱くなったり、ネタが煮えたりしないの？ というギモンがわく。
ご心配なく。「シャリは人肌、ネタはひんやりのお寿司に解凍されます。現在は８カン１セットで販売していますが、マグロや中トロなど毎月違った季節のネタも用意していますし、−50度で一気に冷凍していますから衛生面でも安心です」（同）とのこと。
解凍の仕方は、レトルトパックのように８カン１シートになっている寿司をレンジに入れ、600Ｗで２分10秒ほどチンしたあと、ふたをしたまま５分蒸らす。調理時間は10分以内という手軽さで「今はお料理をあまりしなくなったご年配の方にも人気ですね」（同）。
肝心の「シャリが人肌、ネタはひんやり」のヒミツは、パッケージに仕込まれている解凍システム。パッケージの下に入っている加熱板が熱を集めてごはんが解凍され、その余熱でネタが溶けるから、ネタとごはんの絶妙な温度バランスが保たれているわけだ。おかげで全体が冷たくなりがちのチルド寿司よりも、本来のお寿司の味に近いと評判だそう。
食べたいときにレンジでチン！ できるレンチン寿司。現在は一人前から買うことができるので、気になる人はぜひネット通販で注文してみては？ 案外ヤミツキになるかもよ。（文／verb）
■ライブドアデパートで販売している冷凍寿司
