鳥取県は2016年4月28日から、「ピンク」と「ラブ」をテーマにした「ピンク撮っとり!鳥取フォトコンテスト」を開催する。グランプリには賞金10万円が贈呈される。


ピンクSLのイメージ画像

同県の調査によると、鳥取県のイメージに「砂丘」を挙げた県外在住の回答者が7割。イメージカラーについても、ブラウンやイエローなど砂丘を連想する色調が半数を占めた。

ところが近年、同県は「恋の色」でもあるピンクを用いて地域活性化を図っている。そこで今回、ピンク色の名所や名物を活かして「ピンク」と「ラブ」をテーマにしたフォトコンテストを開催することとなった。応募は4月28日から7月31日まで受け付けている。

鳥取県の「ピンク」や「ラブ」のフォトスポットの一例は以下のとおり。

5月1日の「恋の日」から8日までの1週間、若桜鉄道(鳥取県若桜町)の若桜駅構内に「ピンクSL」が登場する。3月12日に開催された「鳥取鉄道フォーラム」で、「鉄道BIG4」として知られるホリプロマネージャーの南田裕介さんが発案し、実現に至った。お問い合わせは鳥取・因幡観光ネットワーク協議会まで。


恋山形駅

2013年6月9日にリニューアルした智頭急行の「恋山形駅」はピンク色。「恋」がつく駅名は全国に4つのみで、「恋駅プロジェクト」として互いに連携し地域活性化を担っている。


「華貴婦人のピンクの華麗」

ピンク色をした食べ物もある。鳥取市内の企業「ブリリアントアソシエイツ」が発売した「華貴婦人のピンクの華麗」「ピンク醤油 華貴婦人」は、その見た目と味のギャップが話題となり注目を集めた。また、「境港サーモン」と水揚げ量日本一の「ベニズワイガニ」は絶品だ。

ほかにも、「日本最古のラブストーリー」といわれる「因幡の白うさぎ」をテーマにした「ピンク色の婚姻届」を鳥取市が発表するなど、県内は官民問わず「ピンク」や「ラブ」で盛り上がっている。

フォトコンテストの募集テーマは2種。「鳥取ピンク」では鳥取にまつわるもの、または鳥取をイメージさせるピンクなものを扱った写真を、「鳥取ラブ」では撮影者やモデルの「鳥取ラブ」が表現されたものがテーマだ。なお、鳥取県に関するものやテーマに合致するものであれば、撮影場所は鳥取に限らない。

グランプリ1点には賞金10万円、毎月各テーマ1点には月間賞として賞金1万円が当たるチャンスが。1週間につき1人5点まで応募できるため、入賞の可能性は少なくない。

応募方法は2通り。Facebookページからは、メッセージ機能を用いて「応募テーマ」「作品タイトル」「撮影年月」「撮影場所」「コメント(任意)」を添えて電子データを提出する。電子メールからは、タイトルを「ピンク鳥取コン」、本文に「氏名・住所」「応募テーマ」「作品タイトル」「撮影年月」「撮影場所」「コメント(任意)」を記載して写真の電子データ(おおむね5MB以内)を添付してkouhou2@pref.tottori.jpに送付する。

「ピンク撮っとり!鳥取フォトコンテスト」の概要は、鳥取県公式ホームページとりネットより。