震災復旧に奮闘する大西一史熊本市長を「応援」する声が、ツイッターに出ている。

災害対策本部に詰め、昼夜を問わず働いている大西市長。テレビのインタビューでは、声をからして理解を求める姿を見て、「熊本の誇り」だとの声も聞こえる。


大西市長のツイッター

「熊本県民として誇りです」との称賛が

2016年4月18日の「あさチャン」(TBS系)では、16日に収録した市長インタビューが流された。

「皆さんには我慢して頂きますけれど、必ず熊本を再生させますので、よろしくお願いします」

声をからしながら、涙ながらに訴える姿に、「こんな市長を持ち熊本県民として誇りです」とのツイートもあった。

ツイッターを活用して情報収集

地震に際して、大西市長はツイッターを活用している。18日2時頃には、支援物資についてツイート。深夜とあって「遅くまでお疲れ様です」「体調にはお気をつけください」と身を案じる反応がでた。

18日7時台には、漏水箇所を特定するため「出来れば写真を撮り住所をリプしてください」と呼びかけ。市民からは「マンホールからかなりの量の水が噴き出していました」といった情報が寄せられている。

ミュージシャンからの応援も

そもそも大西市長は、震災以前から、ツイッターでの発信が盛んだ。元々バンドマンで、現在もRADWIMPSやBUMP OF CHICKENといった「邦ロック」好き。毎朝「目覚めの一曲」をツイートするのがお決まりだった。当然ながら地震以降、「一曲」は途絶えている。同好の士が困っているからと、市長を応援するロックファンは多い。

ミュージシャンからの声援も。大西市長は3月6日、「最も影響を受けた」人物として高橋幸宏さんの名をあげていた。それが地震後、高橋さん本人に伝わり、17日夕方には「精一杯応援しています」との返答ツイートが寄せられている。