番組表は「御柱祭」尽くし! 地元・諏訪のケーブルテレビ・LCV、生中継&再放送でまさに本気の特別編成
2016年4月2日、次のようなツイートが投稿され、話題となっている。
諏訪にてテレビを見てるんですけど、当地方のローカル局であるLCVの今日明日の番組表が「御柱1日目生中継→御柱1日目再放送→御柱1日目再放送→御柱2日目生中継→御柱2日目再放送→御柱2日目再放送→御柱2日目再放送」っていう最高の番組編成でクソ笑える
- どくだみ (@dokudamiY) 2016年4月2日
長野県諏訪市でたまたまテレビを見ていた投稿者は、地元のケーブルテレビ局であるLCVの番組表が、1日中「御柱」の放送を続け、生中継と再放送の繰り返しであることに気付いて、ただ笑うしかなかったようだ。
「御柱中継のためのケーブルテレビなんです」
「御柱祭」は長野県諏訪地方で7年目ごとに行われる、諏訪大社の祭礼行事だ。山中から樅(もみ)の大木を切り出し、諏訪地方の各地区の氏子が曳行し、社殿の四方に建てる勇壮な祭である。
またLCVは諏訪地方をカバーするケーブルテレビ局だ。ケーブルテレビ放送のほかにも、インターネットサービスやコミュニティFM放送なども行っている。
冒頭のツイートに対しては、地元の人からだろうか、こんな声が寄せられている。
そらもう帰宅した氏子さんたちがこぞって再放送観るでしょうし
- こばしゅ@例大祭と02b (@kbyashu) 2016年4月3日
LCVが一番気合入れる年だろ今年は・・・・・
- C-Wing (@DD_wing) 2016年4月3日
御柱中継のためのケーブルテレビなんですもの。RT
- Mizue (@mizuesan) 2016年4月3日
「帰宅した氏子さんたちがこぞって再放送観るでしょうし」「LCVが一番気合入れる年だろ今年は」「御柱中継のためのケーブルテレビなんですもの」などという感想だ。7年目ごとに行われる重要な行事なのだから当然......、といった印象である。
とにかく地元の人の熱の入り方は違う。
LCVアプリで状況聞いてるだけで御柱祭の雰囲気がある程度伝わる。そして「うわぁずっと曳行してんな......」というのがわかる。
- 農民丁(玉依) (@noumin_T) 2016年4月1日
おはようございます(^-^)/ 今日から長野県の諏訪大社は御柱祭が始まるそうで、lcv-fmのアプリを使うと、ラジオの中継放送が聴けるそうですよ。 https://t.co/u7RtsASCEf
- 大阪の山猫亭 (@WildCat0219) 2016年4月2日
LCVアプリで御柱祭を聞いている pic.twitter.com/anLhCpv74Q
- でね (@denebo1a1eonis) 2016年4月3日
注目を集めているのが、LCV-FMのスマホ専用アプリだ。「LCVアプリで状況聞いてるだけで御柱祭の雰囲気がある程度伝わる」「LCVアプリで御柱祭を聞いている」という声もある。位置情報システムで、御柱の位置や曳行状況などもチェックできるらしい。
御柱祭つったらLCVでしょ
- くら (@kurakurax) 2016年4月2日
昨日の御柱祭、7本全て見たので、今日はLCVラジオで聞きながらゴロゴロ pic.twitter.com/KizNXO4C5G
- 名取 和樹 (@natorikazuki) 2016年4月3日
「御柱祭つったらLCVでしょ」という人や、「今日はLCVラジオで聞きながらゴロゴロ」という人もいる。実際に見なくても、実況放送を聞いていたいという人が多いらしい。御柱祭=LCVというのが、もはや地元・諏訪では常識のようだ。こんな希望すらあった。
頼むから御柱祭 ネット中継で全国の人に見れるようにして下さい.#御柱祭 #LCV. #信濃
- HYANAGI (@Padawanichi) 2016年4月5日
ちなみに御柱祭の行事日程は、まだまだこれから......。下社の山出しが、4月8日から10日にかけて行われる。また里曳きは5月上旬から中旬の予定。御柱祭に関心がある人は、LCVの放送や情報もチェックした方が良さそうだ。