「関西の人の言葉が怖い。怒ってる時と怒ってない時の見分け方ない?」というスポット(2ちゃんねるでいうスレ)がコミュニティアプリ「アンサー」に立っていた。「話してもわからないから怖い」という質問者に、関西人の反応は――?

大阪(Keiko Shihさん撮影、flickrより)

怒ってるのは顔で判断? 異文化交流の難しさ

「いつも怒ってるみたいな口調」と質問者が書き込むと「なんやて?」と冗談なのは分かるが、言葉としてはキツく感じそうな返しが。

「声色とか声の大きさが違ってくる」という意見に、九州出身で関東在住、関西の知り合いが2人しかいないという質問者は、「声が大きくなって、いつもより口調が強くなったら怒ってるとか?」とピンと来ない様子。これには「自分はイライラするほど無口になる」という関西の人の返答あり。どうもこのあたり、人によるようだ。

「アホとかバカとかに悪意はないって言うのは本当? 」と問う質問者。「お前、あほか! はたいがい悪意なし。ダボかっ!とか言い始めたらちょっと危険」とアドバイスしてくれる回答者。質問者は「ダボは関西の中でも地域性あるよね。大阪の人に通じなかった」と告白。

「本当にキレたらアホって言わない」という回答に続いて、「おっちゃん泣いちゃうわぁ」「関西いいとこなのに」と 関西弁のイメージが悪いことを嘆く書き込みもあった。

関西人は愉快で親切! でもやっぱり言葉怖いなー

質問者は「関西方面の人は関西で一括りにされるのが嫌いとネットで見たが真偽がわからない」と、いろいろ情報のあることに困惑している模様。「京都、大阪、神戸で言葉づかいや文化が違う」というレクチャーしてくれる人あり。

「自分も関西人だが播州弁は怖い」という意見には「播州は関西弁の中でも特に怖がられる」「大阪のキタとミナミでも言葉が違う。ミナミでも河内弁はエグい」といった書き込みもあって、質問者も「関西弁の中に大阪弁、京都弁があって、さらにその中に町特有の方言があるみたいな?」と頭の中が少し整理されてきたようだ。

「会話で、あほか、なんでやねん、は当たり前と思って慣れてください。ほとんどの場合、怒ってるわけではないので」と優しい言葉もかけられた。

我らが日本、小さい国なのによくご当地言葉が残ってる。外国に行ったみたいで楽しいこともあり。(ライター:アンジ)