2016年3月27日、つまり北海道新幹線開業の翌日、次のような写真付きのツイートが投稿され、話題となっている。

写真は、東洋水産の「やきそば弁当 エクスプレス」。北海道限定の商品だ。「所要時間3分だったやきそば弁当が1分で作れるようになっていた」というコメントが添えられている。

カップ麺の湯戻しは3分というのが常識だが、1分に短縮されたとは、本当だろうか?投稿者は、北海道新幹線の影響と信じているようだが、はたして......。

「早さ」と「函館」がキーワード

やきそば弁当エクスプレス(Ryuichi IKEDA,Flickrより)

「やきそば弁当 エクスプレス」の製造販売元である東洋水産の公式サイトを見てみると、今年1月18日発表されたニュースリリースには次のように記載されている。

商品コンセプトとしては......、

北海道の皆様におなじみの「やきそば弁当」シリーズに、「早さ」と「函館」をキーワードにした「エクスプレス」が期間限定で加わります。

なるほど、「早さ」と「函館」か。北海道新幹線と一緒じゃないか。

商品概要として、

「エクスプレス」は、湯戻し1分の細麺に、函館をイメージしイカの旨味を利かせた濃い目のソースを合わせました。

湯戻し1分は、間違いない。商品パッケージにも「早いぞ!特急熱湯1分」と書かれている。

正式な商品の詳細は、商品情報のページの中にある。発売は2月1日だった。

ツイッターには、食べてみた人からの感想が投稿されている。

本当に1分で作れてしまうことに、驚く人が多いようだ。