中村 修治 / 有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス

写真拡大 (全2枚)

【相談内容】

会社での人間関係で悩んでいます。

挨拶しても挨拶を返してくれないときは、どうすればいいでしょう?


【ワタシの回答】

別に挨拶を返してくれなくてもいいじゃないですか。


挨拶したら、すべての人から挨拶が返ってくると考えているのも、ある意味、傲慢な考え方ですよ。

よーく考えてみてください。ワタシは、いま50を過ぎていますが・・・小学校の時の同窓生で交流が続いているのは2、3人程度です。中学、高校を合わせたって10人に満たないかもしれません。あれほど青春時代は、人間関係で悩んでいいたのに・・・ (*゚▽゚*)

人間関係なんて、コロっコロ変わるものです。それが、成長ってものです。挨拶しない相手は、挨拶したくない人なので、それまでです。そんなもんに頭を悩 ませていること自体が、無駄です。男は、40歳も過ぎたら、人間関係に悩んでいたりしちゃダメです。そんな奴は、所詮、キンタマの小さな男です。

人間関係は、自分が主体となって決めるものではありませんよ。相手があって関係は構築されます。挨拶がない、と人間関係に悩んでいるヤギヤギさんが主体になっていては、何も変わりませんよ。

ヘーゲルは、人間のいちばんの欲求は「他者に認められたい」ことだと宣っています。

人間関係の悩みなんて、そのほとんどは「自分は認められていない」という不安から生まれるものです。


結局は、自分の欲求の問題です。

いちばんの煩悩です。


もうその人は「挨拶をしない人」だと認めましょう。そうして悩むのは止めて、いつものように挨拶をし続けましょう。ヤギヤギさんは、「挨拶をしなくて も、いつもちゃんとしてくる人」だと認めさせるのです。悩むより、認めるのです。これでもかこれでもかと認めさせるのです。そうやって、はじめて人間関係 は、変わっていくものです。



正しい社会人になるためには、、、

他者を通して社会を愛することです。

挨拶が返ってくることなんて、オマケみたいなものですよ。