住宅リフォーム営業や、注文住宅の新規営業で、お客様を増やすには?/小笠原 昭治
直近の記事『リフォームを売るアマゾンに負けない中小工務店の戦略と建築営業の方法』
http://www.insightnow.jp/article/reform
【ご質問】
地方都市で、工務店を経営しています。
自分の他には、営業2人、工務4人、設計1人でやっています。
リーマンショック以降、新築の仕事が、月によっては一棟もなくて、リフォームだけになってきました。
そのリフォームも、小さな案件ばかりで、正直、資金繰りがつらい状況です。
それでも、何とかしなければと思って、経営コンサルタントを雇ったり、フランチャイズに加盟したりしました。
経営コンサルタントが言う通り、戸建てのショールームを作りましたが、あまり、お客さんは来ません。(信金から融資してもらって建てたので、資金繰りがますます悪化した)
フランチャイズに入れば、仕事が来るという話でしたが、そんなに甘くありませんでした。(ロイヤリティさえ取り返せてません)
そこへ来て、アマゾンの参入です。貴殿の記事には、正直、驚きました。
記事の通り、ハウスメーカーが、アマゾンを通して、見込み客と会ってしまえば、フォローするだけの営業でよく、これは強敵です。
アマゾン通しで、見込み客と接していけば、早くて、すぐに仕事になるし、遅くても、何年後か先には、仕事になるはずです。
当社の営業エリアは、車で一時間くらいの範囲ですが、インターネットが相手では、ライバル店が現れませんので、目に見えないライバルと戦うようなもので、知らないうちに、仕事を奪われてしまいます。
そこで、貴殿にお願いがあります。
(中略)
貴殿が大切にしろという紹介者、既存客、見込み客を囲い込むには、どうすればいいでしょうか?
住宅リフォーム営業や、注文住宅の新規営業で、お客様を増やす方法を教えてください。
厚かましいとは思いますが、よろしくお願い申し上げます。
お答えします。というよりも、
答えは、国交省の資料の中に
あります。
http://www.mlit.go.jp/common/000135252.pdf
リフォームを検討する際の情報源は「友人や知人、親戚のクチコミ」が最も多いとのことですので、片っ端から、
知人になればいい(知人や友人を増やせばいい)
だけです。親戚には、なれませんからね(笑)
さらに、リフォームの問い合せ先は「地元密着の工務店」が最も多いとのことですので、
知人がいる工務店
になれば鬼に金棒。「高校時代の友人が、工務店に勤めている」ようなイメージです。
「おいおい、それくらい、わかっているよ」
と、お叱りを受けそうなくらい(笑)当たり前なことなのに、では、どうして、知人が(仕事が)増えないのでしょう?
答えはカンタン、飛び込み訪問で、いきなり、
売り込むから
です。よくよく考えてみて下さい。
基本的に、友人や、親戚とは、利害関係にありませんね?
それなのに、くつろいでいる自宅へ突然に訪問して、初対面にもかかわらず、
「リフォーム売ってます。家を建てませんか?」=買って下さい
と、
利害関係を迫るから嫌われる
のであって、それでは友人や知人になりようがありません。
嫌われてしまったら、さあ大変。第一印象を覆すのは、容易ではありません。
メラビアンの法則によりますと、第一印象は、初会の3秒〜6秒で決まり、その第一印象は強く刷り込まれ(初頭効果)、修復と改善には、時間や労力を要します。
脚本風にいえば、
- (チャイムの音)ピンポーン
- 「はい?」(誰だろう?)
- 「わたくし○○工務店の××と申しまして」←4秒
- 「はぁ…」(何しに来た?)
- 「本日は、リフォームのご案内に参りました」←4秒
- 「いりません!」(迷惑なやつ)
飛び込むたびに嫌われていては、売りこむ先が無くなってしまいます。
競合他社も(悪質リフォーム訪販さえも)同じスタイルで営業していますからね。「また来やがった」ってナもんです。
これでは、飛び込み訪問の効果が薄いのも頷けます。その繰り返しで、
「今日も売れなかった。パチンコして遊んでいたのと同然だ」
とガックリうなだれて帰ることになります。
いえいえ、飛び込み訪問が非効率なのではありません、
突然の売り込みが非効率
なのです。(反対に、買いたがっているお客さんへ、売り込まなければ不親切です)
では、どうしたら良いかというと、答えは単純で(単純であっても簡単ではありませんが)
売り込まない
ことです。(売り込まない営業が、ナゼに簡単ではないか?というと、末尾に書いてある通り、経営者や営業幹部が「売れ!」と命じるからです)
ちょっと、お客さんの立場になって考えてみましょう。お客さんは、リフォームに、お金を払いたいのでしょうか?違いますよね?
リフォームで○○したいんだ
ということで、 新築の注文住宅も同様に、お客さんは、家を建てたいのではなく、建てた家で○○したいんだ
ということです。
○○に入るのが、お客さんそれぞれの価値
です。 新規獲得を考える前に、既存客から先に考えてみれば、わかりやすいでしょう。リフォームや、家を建てて得た価値が、代金相応であれば、プラスマイナスゼロ。
- 満足すれば、お礼を言ってもらえます(+レベル1)
- また満足したいと思えば、またリフォームを発注してくれます(+レベル2)
- この満足を、誰かへ伝えたいと思えば、紹介者になります(+レベル3)
難易度は、プラスマイナスゼロ → レベル3へと難しくなっていきます。
このように、どの満足レベルを与えられるかによって、一度きりの仕事か、二度目もあるか、クチコミで広まるか、決まります。
そこで、質問。
お客さんに満足してもらうべく、何をしていますか?(良い仕事をしている?それはプロとして当然ですよね?)
その満足度が高ければ「友人や知人、親戚のクチコミ」に
なります。
お客さんの満足度が、どれくらいだったかは、数値化できます(マーケティングの専門的には、リッカート法やSD法を使って数値化します)
なので、まずは、既存客(OB客)へ、
アンケート(顧客満足度調査)
を行って下さい。アンケートというと、
「アンケートなんかやったって、どうせ、ダメだ」
とハナから諦めてしまいがちですが、投げやりで取り組むものが、うまくいくはずありませんよね?
たかがアンケート。されどアンケート。
アンケートの設計だけで、A4判 片面 2時間以上かかるはずです。
既存客との親近感によっては、アンケートを実施する前に、事前通知のハガキ(アドバンスド ポスト カード)を送って下さい。
アンケートを郵送して書いて頂くのも結構ですが、極力、対面で聞き取って下さい(それが、もう既に、一回の接触機会になります)
アンケートを回収し終わったら、集計して下さい。グラフ化すれば一目瞭然です。
- レベル3が多ければ、紹介を期待できます。
- レベル2が多ければ、リピートを期待できます。
- レベル1や、ゼロが多ければ、何かが足りない(おそらく、コミュニケーションが足りない)はずです
から、その原因を究明して、レベル2、レベル3へ近づけて下さい。
そのようにして、一般客を、優良顧客化します(図解)
http://www.interactive-marketing.co.jp/cp-bin/3/fo...
おそろしいのは、満足ではなく、不満足です。マイナスのレベルが高くなると、
- マイナス レベル1/沈黙。お客さんは、我慢するか、あきらめるか、泣き寝入り
- マイナス レベル2/クレームになります
- マイナス レベル3/悪い噂がクチコミで広がります
このマイナス領域だけは、絶っ対に、避けなければなりません。それらの対策は、
・商品知識を高めるといったプロとして当然の対策
もありますし、社員全員へ
・すべき、すべからずといった行動規範
を徹底させる対策もあります(行動規範を暗唱させる企業もあります)
他にも沢山ありますが、戦術論の前に重要なのは、リフォームが、システムキッチン等の有形財を売っているのではなく、
工事や信頼といった無形財を売っている
という本質論です。注文住宅も然り。
たとえるなら、施主さんのところへ、建材メーカーから、システムキッチン一式がドーンと届いたら、施主さん、段ボール箱を目の前にして、困っちゃいますよね?
ごく当然な話ですが、打ち合わせ(営業や設計)あってこその工事であり、工事があってこそ、リフォームや住宅建築が成り立ちます。その、
- 工事には、形も、色も、匂いもなく、壊れません = 無形財です
- 工事は、無形財ですから、製造できません
- 工事は、無形財ですから、在庫できません
- どんなマナーで工事してくれるのか、施工前に、体験できません
- 工事は、365日24時間、同じではなく、天候や季節、大工さん等の体調によって変わります。機械ではありませんから、一定の質を保つのは不可能です。
同じように、営業も、
- 営業活動には、形も、色も、匂いもなく、壊れません = 無形財です
- 営業活動は、無形財ですから、生産できません
- 営業活動は、無形財ですから、在庫できません
- 営業活動のみ販売することはできません
- どのように営業対応してくれるのか、フォローしてくれるのか、契約前に、体験できません
- 営業活動は、365日24時間、均一ではなく、営業マンの体調や、気分によって変わります。営業知識の習得によっても変わりますので、一定の質を保つのは不可能です。
是この通り、
リフォームは、無形財です。サービス業といっていい
でしょう。旅館やホテルと一緒です。
旅館やホテル等に、建物や備品(有形物)は、ありますが、
評価はサービス(無形財)で決まる
でしょう?リフォームの良し悪しは、営業や工事といった無形財で決まります。
なので、トイレ等の建材に対するクレームよりも、話が違うといった類いの営業対応や、工事に関するクレームのほうが多いわけです。
このように、リフォームは(注文住宅も)、新しいキッチンや、新しい風呂場や、新しいトイレを売っているように見えて、じつは、営業にしろ、設計にしろ、工事にしろ、
プロの仕事ぶりという無形財
を売っています。信頼と言い換えてもいいでしょう。
信頼という無形財を売るサービス業であることを自覚すれば、新築にも応用できる営業戦術を立てられます。
リフォームで、新規の営業といえば、飛び込み訪問が主流ですが、飛び込んで、嫌われるくらいなら、飛び込まないほうがマシです。
既存客を足がかりに
しましょう(前述のアンケートも然りで、既存客から紹介してもらう仕組みを作って下さい。これを、CGC、クライアント ゲット クライアントといいます)
今後は、リフォームや、新築の施工前に、ご近所へ挨拶する際、
履歴書も一緒に渡す
だけで、新規の営業になります。営業活動は七段階に分かれ、その第一段階が「知らせること」だからです。
ちなみに、売ること(リフォームを契約すること。販売)は六段階目になります。売ることだけが営業活動ではありません。
履歴書といっても、面接で使用する市販の履歴書じゃありませんよ?(そんなもの渡されたら誰だってギョッとしますって)
必ず、写真を多用して、大きな文字で情報を満載し、何者か伝えて、安心してもらって下さい。
疑似客は「この人、誰だろう?」と不安に思っていますから(極端かつ尾籠な例で恐縮ですが)ケツの毛まで見せるくらい開示して下さい。
これは、だまそうとしている(自分の素性を知られたくない)悪質業者には、できない技です。
履歴書を渡すことによって、正々堂々と、ご自分の人となりを売ることができます。
さらに、
- 「どのように役に立てるか」を書いた紙一枚と、
- 粗品
を添えて下さい。
どのように役に立てるか伝われば、あなたの利用価値が分かります。使い方が分からないものを、人は、買いませんからね。
どんなときに、あなたへ連絡すれば、どんなメリットがあるか、
伝えましょう。くれぐれも、粗品をお忘れなきよう。
粗品があるかどうかで、受け取ってもらえるかどうか決まるといって過言ではありません。
私事で恐縮ですが、その昔、あるイベントの告知で、チラシをDH(手渡し)していたところ、誰にも受け取ってもらえなかったので、イベントの景品で余った、単価10円ちょっとの「使い捨てカイロ」を添えて渡したところ、ほぼ100%受け取ってもらえたことがありました。
人は、チラシという紙が欲しいのではなく、何か(粗品)を受け取った
ついでにチラシを見る
ことがわかった出来事でした(なので、チラシのみの反応は、1/1,000以下)
以上の三点セットを渡したら、住所と名前を控えて下さい。戸建てであれば、苗字くらい分かるはずです。電話帳で調べれば、世帯主の名前も分かります。
そこへ、初年度は、最多で年間10回、接触できます。
ほぼ毎月の接触になりますので、リフォームや新築が必要になったとき、思い出してもらえます(これを、イヴォークドセットといいます)
第一回目の接触は、お礼状
を送って下さい。
「先日は、突然の訪問にもかかわらず、わざわざ対応して下さって、ありがとうございました」
と、ハガキを出すだけです。アポを取る必要も、飛び込む必要も、ありません。
具体的には(戦法的には)、筆者が考案したサンクスカードを無料で公開していますので、参考にしてみて下さい。
http://www.interactive-marketing.co.jp/cp-bin/1/fo...
その他の接触機会として、年賀状と、暑中見舞いは思いつくはずですが、ライバルと同じような、
3秒で読み捨てられる年賀状にしないで
下さい。365日の中の3秒間だけ思い出してもらったところで、無意味とはいいませんが、効果薄です。52円の郵代が、もったいないくらいです。
少なくとも、30秒は読まれる(原稿用紙一枚の情報量を載せた)年賀状にして下さい。
それが難しければ、年賀切手が売っていますから、封書で年賀状を差し出すことも可能です。
封書でしたら、読み終わるまで何分もかかりますから、3秒の年賀状とは比較にならないくらい、記憶に焼き付きます。
他にも、ここでは書ききれないくらい沢山のプランがあります(手紙戦術ひとつとってもA4判20ページものマニュアルがあるくらいです)から、これ以上は割愛しますが、飛び込み訪問だけが、新規営業ではありません。
これからの季節なら、(予算はかかりますが)カレンダーの袋の中に、プレゼントキャンペーンのチラシをいれて、リフォームが近そうな家々へポスティングすると喜ばれるでしょう(喜ばれました)
そうして、
プレゼントに応募した全員が、未来の見込み客
になります。あとは、何年かけてでも、接触し続けて下さい。
仮に、一万世帯(人口2〜3万人)もの営業エリアに、ハガキで接触すると、郵代52万円で済みます。(印刷費は数万円です)
しかも、全員が見込み客であり、宛名で「あなた宛てですよ」と名指ししてありますから、効果は絶大(これをパーソナライズといいます)
比べてみて下さい。
- 人口2〜3万人のエリアに(高額な)広告を出したり、
- リフォームとは無関係な不特定多数にも向けた新聞チラシを配ったり、
- 営業マンひとり雇うのに比べて(営業マン1人で一万世帯を廻るのに何か月かかるでしょう)
費用対効果が高いか?安いか?の判断は、お任せします(やってみれば、わかります)
では、ご健闘を祈ります(-人-)
(ここまでで営業戦術編は終わります)
ここから先は、質問者さんのプロフィール(社員10人前後の工務店の社長。おそらく、売上高5億円未満のワンマン経営)へ向けての、
営業戦略のアドバイス
になります。
ひとくちに、リフォーム営業といっても、地域に根ざした健全な工務店もあれば、詐欺まがいの悪質リフォーム訪販もあって、筆者のアドバイスが役に立つ場合と、役に立たない場合に分かれます。役に立たない場合とは、
経営者も、営業社員も、お金だけが目当てで営業活動している場合
ですので、悪質リフォーム訪販には役立ちません。
もちろん、生活するには、お金が必要ですから、給料を目的に働くのは当然ですし、
経営するには、資金が必要ですから、資金を借りるか、稼ぐしかありません。
稼ぐために、リフォームや注文住宅という商品を販売しています。
ところが、お金が目的になると、お客さんから、お金を受け取ったら、もう、お客さんに用はありませんから、既存客(OB客)へフォローしなくなりがち。
カネの切れ目が、縁の切れ目になる営業戦略
です(なぜ、あの営業マンが、顧客をフォローしないのか、お分かりになりましたね?)
給料が目的になると、もっと給料の高い会社があれば、去っていく社員も入社してきます(社員教育や募集広告が無駄になります)
かくいう経営者も、資金(お金)がほしいので、
経営者「売上を増やせ」
↓
営業部長「リフォームや注文住宅を売ってこい」
↓
営業社員「リフォームや注文住宅を買って下さい」
と、全社を挙げて、売上(お金)ほしさに、リフォームや注文住宅を売ります。
売上目的になると、営業活動の目標値は、
- 単価
- 数量
- 件数
- 利益率
- 納期
になり、
お客さんという数字は存在しなくなります。
これぞ、顧客満足が、絵に描いた餅になりやすいカラクリです。
さらに、契約が早ければ早いほど、早く入金されますから、
- 昨日「今、売れ!もっと売れ」
- 今日「今、売れ!もっと売れ」
- 明日「今、売れ!もっと売れ」
と、今日明日にでも契約しようと、
売り込んでは嫌われます。
売りこまない営業が難しいのは、
経営者や営業幹部が「売れ!」と命じるから
です。
それが間違っているのではありません。月末までに、必要な現金が足りない経営者の心労は、痛いほど分かります。
- 「仕入先へ、支払う代金が足りない」
- 「従業員へ、支払う給料が足りない」
- 「手形が、不渡りになりそうだ」
そんな時は、銀行強盗してでも、現金を手に入れたいでしょう。
気持ちは分かりますが、売り込むだけが営業活動ではありません、待つの「も」営業活動です。営業活動は七段階に分かれます。
順調な経営であっても、企業は営利追及団体ですから、リフォームや建築を売るのは当然ですし、売上がなければ、企業活動し続けられませんから、
「売上目標○○円を達成せよ」
と、お金の数字を追い、
「新規客を増やせ」
と激を飛ばすのも当然です。
企業は、伸びれば伸びるほど、さらに資金が入用になりますので、新規客という名の、新しいお金が、もっともっと必要です。
ライバルを含めた殆どの企業が、そうであるように、みんな、お金ほしさに商売しています。
それはそれで構いませんが、では、
最強の新規営業は、紹介
であることが周知の事実なのに、どうして、
「紹介者を増やせ」
と命じないのでしょう?(紹介者は、お金を払ってくれないからですよね)
既存客(リフォーム経験者)は、有力な紹介者たり得る
のに、どうして、
「既存客を増やせ」
と命じないのでしょう?(代金を受け取り済みだからですよね)
やっぱり、お客さんよりも、売上(お金)優先ですか?
では、なぜ売り上げなければならないのでしょう?(あなたの答え_____)
その売上金は、誰から頂くのでしょう?
いわずもがな、お金を払ってくれるのは、お客さんです。
お客さんは、金の卵を産む、金の鳥
です。金の鳥を大切に育てずして、どうして、金の卵だけ手に入れられましょう?
金の鳥が、
命の次に大切にしている金の卵
=財産だけを奪おうとするので、金の鳥から嫌われます。
ほとんどの訪販営業は、それをやっています。(あなたの会社は?)
これから、あなたが、お金さま優先ではなく、お客さま優先で経営するのであれば、
売上や利益の意味を社員向けに翻訳
して、
「新しいお客さんを紹介してくれるかも知れない疑似客を○○人増やせ」
と、お客さんの人数を追うのが正解ですし、
「既存顧客の流出を阻止せよ。ライバルに奪われるな」
と、顧客数を維持して、その中から優良顧客を増やすのが正解ではありませんか?
ここから先(金の鳥の育て方)は、さらに長くなりますので割愛しますが、
筆者が著したA4判100ページの『営業学部の教科書』に書いてあります(無料でダウンロードできます)ので、
http://www.interactive-marketing.co.jp/
ご興味がありましたら、ご覧になってみて下さい。
では、ご健闘を祈ります(-人-)