INSIGHT NOW! 編集部 / クイックウィンズ株式会社

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今日、１０月２日は「豆腐の日」です。

１０（とう）２（ふ）の語呂合わせから、日本豆腐協会が１９９３年（平成５年）に制定しました。

豆腐はアジアで広く食べられていて、中国、韓国、台湾、ベトナム、カンボジア、タイ、ミャンマー、インドネシアなどで日常的な食べ物です。アジア諸国では炒めたり、揚げたりすることが多いため、日本の豆腐より水分が少なく固めにできています。

豆腐はそのものにさほど濃い味がないため料理しやすいらしく、クックパッドにはなんと９万４０００件もの豆腐レシピが載っています。今から２３０年前、１７８２年にも「豆腐百珍」という１００種類の豆腐料理を開設した料理本が発行され大ヒットしたそうです。大ヒットのおかげで「豆腐百珍続編」「豆腐百珍余禄」という続編も発行されました。

豆腐百珍には、家庭でよく食べられる「尋常品」「通品」一工夫された「佳品」意表をつく「奇品」「妙品」豆腐本来の味を生かした「絶品」の６つカテゴライズされていて、江戸時代の食文化がしのばれます。

ちょっと食べてみたいメニューもたくさんあります。例えば、「あられとうふ」よく水切りをした豆腐をサイコロに切り、ざるに入れてふって角をとり、油で揚げて好みの味付けで食べます。「ちりめんとうふ」ところてんの突きだしに豆腐を入れて押し出し、茶わん蒸しの中にいれます。葛のあんかけとわさびを添えます。今でも普通に美味しそうですね。

豆腐百珍で検索すれば再現レシピを載せているサイトがいくつもあるので、ぜひお試しください。また、「相模屋」ではアクアパッツァや赤坂離宮など有名レストランの５人のシェフが考えた現代版とうふ百珍を掲載しています。ココナツカレーやカッサータ、ポタージュやグラタンなど美味しそうなレシピが満載ですので、こちらもおすすめです。

「豆腐の日」の今日は、いつもと少し違う、ちょっと変わった豆腐料理を楽しんでみられはいかがでしょうか。