泉本 行志 / 株式会社アウトブレイン

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みたいな話は、新橋の居酒屋でなくても、
よく耳にしますよね。

別に庶民の雑談というか、世間話としては
いいとは思いますが、私は、あんまり好きではないです。

子供のころ、親戚同士などが集まった場で、
そんな話をしている大人たちを横で見ていて、
「じゃ、自分がその立場だったら、どうやるの?」

と思っていたのをよく覚えています。

今の自分で考えてみた場合、
もしグローバル大企業の社長をやったら、
仮に総理大臣をやったら、どんな感じかなどは、
残念ながらイメージできません。
近しい経験も、リアルな情報も持ってないからです。

百人規模の事業部門長くらいであれば、経験からイメージできます。

書籍などの情報から経営や政治の概念的なロジックは言えたとしても、
その立場に実際に立った場合、どんな制約があり、
どんなプレッシャーを感じて、どんな気持ちで意思決定するのか。

それは、近しい経験(参考体験)を持ってないと、
なかなかイメージできません。

いくらでも正論で批判をすることはできますが、
もしその立場に自分が立った場合のイメージすら描けない人たちが、
何だかんだ言っているのは、個人的にはとてもかっこ悪く思います。

これは、何も大企業の社長や総理大臣の話ではありません。

自分の会社の上司、経営者、プロジェクトのリーダーなど、
身近なところでも同じことが起こっています。

自分がもしあの人の立場だったらどうするか?
を考えてみることは、とてもいいことだと思います。
それがイメージもできないのに、批判ばかりしてるのは、
ただの愚痴野郎でしかありません。

そして、イメージができないのであれば、
自分の経験値を増やすことを考えるべきです。
http://www.insightnow.jp/article/streetsmart-05


当事者意識を常にもつ。
自分がその立場だったら、どんな感覚で仕事をするだろうか。
どんな景色を見ているだろうか。

常に当事者意識を持っていれば、

他人の批判をするだけのくだらない人間でなく、
何かを実行できる人になれます。

もし自分があの立場に立ったら・・
イメージを膨らませましょう!