お皿を揺らすとぷるんぷるんとふるえるほど分厚くやわらかいパンケーキを3段重ねにしてクリームやアイスなどを盛りつけた、ふわふわもちもち食感の自家製パンケーキのお店が東京・北千住にある「珈琲 茶香(ちゃか)」です。これまでにも極厚のパンケーキもちもち食感のパンケーキは登場していますが、両方の特徴を兼ね備えたパンケーキは一体どのような味わいなのか確かめるべく、お店に行ってきました。

珈琲 茶香 ちゃか - おいしいコーヒーと自家製パンケーキのお店

http://coffee-chaka.jimdo.com/

茶香(ちゃか)(@GoodMa9)さん | Twitter

https://twitter.com/GoodMa9

珈琲 茶香の住所は、東京都足立区千住1-24-8。JR常磐線・東京メトロ千代田線・日比谷線の北千住駅から徒歩10分ほどです。



お店をのぞいてみると「現在満席」とのこと。混雑時には整理券が配布されているので、店頭で整理券をもらってしばし待機。訪れたのは平日の13時半ごろだったのですが、待ち時間は約1時間半とやや長めでした。



1時間半後、ようやく整理券の順番が回ってきたので席に着いてメニュー表を見てみます。訪れた日は全部で5種類のパンケーキが用意されていました。5種類のメニューの中から、茶香の一番人気という「星(あかり)」(税込1180円)と……



抹茶アイスと粒あんをのせた「和(なごみ)」(税込1080円)を注文。



茶菓では20分かけてパンケーキを焼き上げるため、注文後にさらに席で待機。店内はテーブル席とカウンター席を合わせて約15席ほどの小さいスペースのみで、ひき立てのコーヒーの濃厚な香りと、絶えず焼かれているパンケーキの香りが混ざった香ばしく濃厚な香りが立ちこめています。



混雑していたせいか、待つこと30分ほどで、まずは「和」が到着。



パンケーキの上には、こんもりと盛られた抹茶アイスと粒あん。別添えの黒蜜はお好みでかければOKです。



続いて「星」も到着しました。



3段重ねのパンケーキの上に生乳クリームがこぼれ落ちそうなほど盛られていて、キャラメルソースとクラッシュパイがトッピングされています。



パンケーキは席に運ばれてくる際にプルンプルンとふるえていたのですが、焼きたてのパンケーキ生地がどれほど柔らかいのかは以下のムービーで確認できます。

珈琲 茶香のパンケーキはお皿の上でプルプルと揺れる柔らかさ - YouTube

焼きたて熱々のパンケーキの熱で抹茶アイスが溶け始めたので、まず「和」から食べてみます。ナイフで切ろうとすると、もっちりと弾力がありナイフの先が押し返されてなかなか刃先が生地に入らず、さらにトッピングの抹茶アイスがお皿に落下しそうになるのをなんとか押さえつつ、一口分をカットすることに成功。



抹茶アイスをのせて食べてみると、生地はふわふわと柔らかいながらもむちっとした弾力があり、生地自体のやさしい甘みと抹茶アイスのほのかな苦みが絶妙。焼きたてのパンケーキと冷たいアイスの組み合わせも相性抜群で、無言で幸せをかみしめたくなる味わいです。



3段重ねのパンケーキは中央が特に熱々で、アイスと黒蜜が染み込むと適度な温かさに落ち着くのでグッドです。



なお、一番下のパンケーキは、アイスや黒蜜があまり染みておらずプレーンな状態でした。



何もつけずに食べると、生地の甘さやふわもち食感がダイレクトに感じられるので、生地単体で味わいたい場合はプレーンパンケーキの「茶香」(税込1080円)を注文するのもアリです。



続いて「星」のパンケーキを3段分一気にカットしてみると、断面はこんな感じで香ばしくふかふか。



生乳クリームとパンケーキの間には新鮮な甘みの強いバナナがトッピングされていました。ミルキーなクリーム、やや苦みのあるキャラメルソース、塩気が効いたクラッシュパイがバランスよくパンケーキと合わさっており、こちらも無言でぺろりと食べきってしまいました。



なお、茶香の営業時間は朝11時〜パンケーキ完売次第終了となっていて、土日祝は特に混雑するとのことなので、あらかじめお店に電話したり、茶香のTwitterを見たりして混雑状況を確認してから行くのがオススメです。