INSIGHT NOW 編集部 / クイックウィンズ株式会社

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今日、8月12日は「ハイチュウの日」です。

ハイチュウは日本人なら誰もが知っているだろう1975年発売の森永製菓のロングセラーソフトキャンディです。このハイチュウは、中国、アメリカを主としたグローバル展開をしていて、今年2015年の夏にはアメリカノースカロライナでの現地生産を開始するそうです。

アメリカでのハイチュウ人気は、ボストン・レッドソックスの田沢純一投手が何気なく持ち込んだハイチュウがチームメイトに人気をはくしたのが発端だそうです。田中将大、黒田博樹、松坂大輔などのメジャーリーガーによって広まり、メジャーリーグ内で人気のお菓子となったハイチュウ。森永製菓はとうとう正式にレッドソックスとスポンサー契約を結び、本格的なアメリカ展開に乗り出したのです。

ハイチュウはストロベリー味の3層構造でスタートし、いくどかのリニューアルを経て、131種類(2011年時点)を数えるお化け商品となりました。

お菓子の市場ではロングセラー商品が多く見られます。キャラメルもチョコレート菓子もスナック菓子も、子どもの頃から売っているなじみ深い商品が今もスーパーの棚に並んでいます。どのロングセラー商品も、パッケージや材料やフレーバーを少しずつ変えて、長く愛される商品となりました。

変わらない部分と変える部分と。長く売れる商品には、常にその両面があるのでしょう。ハイチュウはその代表格かもしれませんね。