17日(日)、ファビオ・カンナバーロが2006年のバロンドールに続き、FIFA年間最優秀選手にも輝くだろうとスペインのラジオ局‘COM Radio’が伝えた。

世界130カ国の代表監督とキャプテンの投票により、ブラジル代表MFロナウジーニョ(バルセロナ)、イタリア代表DFファビオ・カンナバーロ(レアル・マドリー)、元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン(元レアル・マドリー)の3名がFIFA年間最優秀選手の最終候補に残り、18日、チューリッヒのオペラ座で行われるセレモニーの中で受賞者が発表され、授賞式が行われるが、昨年もそうであったように、この投票結果がそのままFIFA間最優秀選手が誰の手に渡るかを指し示していると‘COM Radio’は伝えている。

投票結果は、カンナバーロが498票と最多得票を獲得し、続いてジダンの454票、ロナウジーニョは380票で3位という結果になっている。そして、ティエリ・アンリが317票、サミュエル・エトーが300票と続いた。

やはり、ワールドカップドイツ大会での活躍がそのまま投票結果に現れたことははっきりしている。ロナウジーニョとエトーは、リーガ、そしてチャンピオンズリーグでの優勝とバルセロナでの活躍であり、思ったほど得票数を集められなかったと言える。

投票でも最多得票数を集め、キャプテンとしてイタリア代表を牽引し見事優勝を果たしたカンナバーロが有利であることは明らかだろう。

カンナバーロの2冠達成か?ジダンの4度目の受賞か?ロナウジーニョの史上初3年連続の受賞か?注目の発表まであと数時間となった。