展示動物の「ミシシッピアカミミガメ」(提供:上野動物園)

写真拡大

恩賜上野動物園(東京都台東区、小宮輝之園長)は23日、人と生き物の上手な付き合い方を考える特別展示「ちゃんとおつきあい、できますか?─人と生き物の関わりを考える─」を開催すると発表した。

 日本にはいないはずのは虫類が野外で発見されることがある。飼われていたペットが逃げ出だしたり、飼い主が飼育しきれず捨てた結果だ。同展は、警察などに保護され同園に持ち込まれた海外産のは虫類をメインに展示し、これら外来動物を野外に放すことで自然界や人に与える影響などを解説するほか、日本産の爬虫類や両生類の展示や、動物園や水族館を利用することで「飼う」以外の楽しみ方も紹介する。

 主な展示動物は、ボールニシキヘビ、グリーンイグアナ、ミシシッピアカミミガメ、ワニガメなどの海外産動物と、アオダイショウやアズマヒキガエルなど国内産動物。開催は、3月3日から2007年1月31日(予定)。【了】

■関連リンク
恩賜上野動物園