「東日本大震災から7年」か、それとも「東京オリンピックまで2年」か…2018年3月現在、日本人の眼差しはどちらに向いているのだろう? 毎年3月になると、様々なメディアが「震災の記憶」を振り返る特集を組む。そこには、未来へ向けてひたむきに頑張る被災地の人々の姿が映し出される。しかし現実には、7万人超もの人たちが避難生活を送り、福島第一原発事故の収束は未だ目処が立っていない。