9日放送、日本テレビ「ダウンタウンDX」では、今年の11月に引退することを表明したプロレスラー・天龍源一郎が出演。「妻の看病をキッカケに引退を決意!」として自ら引退する理由を語った。

「ここ5年くらいですかね、彼女が乳がんになったり胆のうを取っちゃったとか、ずっと病気していた。試合になって出て行く時は“どうぞ”って送り出すでしょ。帰った時に(様子を)訊いたら夜中に胆石が動いて一晩中唸っていたとか。だったらプロレスは腹一杯やったしそろそろ俺が逆に彼女の看病をしてあげようかなと思って」。65歳になっても尚、現役を続けてきた天龍はその胸の内をこう話した。

また同番組中、天龍はジャイアント馬場さんがプロ野球時代の先輩・川上哲治さんを恐れ、新幹線の通路に隠れていたエピソードを語る場面も。

「試合終わった次の日で新大阪駅で待ってたんですよ。すると馬場さんが“お前、今日の試合どうたらこうたら”って文句言ってるわけですよ。で、馬場さんが急にお辞儀をするから俺にしたのかなと思ってバッと見たら川上さんがエスカレーターで上がってきた。珍しいこともあるもんだなと思って、馬場さんに“煙たい人いるんですか?”って言ったら“バカヤロー”って」。

お馴染みとなった聞き取り難いハスキーボイスで当時の状況を一生懸命説明した天龍だったが、ダウンタウン・浜田雅功からは「半分分からなかった」とバッサリ。松本人志からは「お客さんは家でテロップ付きで」と言われてしまった。