「この敗戦には激怒している」

インテルは7日のセリエA第14節で、ウディネーゼにホームで1−2と敗れた。先制しながらの逆転負けで、12位に転落。前半はFWマウロ・イカルディのゴールをはじめ、良いプレーを見せたが…。ロベルト・マンチーニ監督はこのように話している。

「前半の我々は本当に良いプレーをした。アグレッシブだったし、おそらくはもっとゴールを奪えたはずだ。後半もうまくスタートした。だが、残り15分でのパスミスだ。あとは自分たちでやってしまった」

FWロドリゴ・パラシオのパスがFWシリル・テロの決勝点につながった場面のことだ。だが、マンチーニ監督はこうも述べている。

「誰かの責任にはしたくない。サッカーにおいて失点はあり得るものだ。だが、失点したら反撃しなければいけない。我々は前半のようなプレーを続けられたはずなんだ。だが、それができなかった」

「疲労の問題ではないと思う。我々は状況を理解しなければいけない。適応しなければいけない。どうして失点して気落ちしてしまったのか、分からないよ。ばらばらになってしまった。MFが前に出過ぎて、ディフェンスはあまりに引きすぎてしまったんだよ。一つの失点ですべてが変わるなんてあってはならない。チームは常に同じ気迫でなければいけないんだ。真のチームは、一つの失点で落胆してはいけない」

マンチーニ監督は良かった点を見ようとしている。

「この道を続けなければいけない。チームは非常に良い仕事をしており、前半はそれを見ることができた。2週間でこういったプレーを見るのは簡単なことじゃないんだ。我々がすべきは、袖をまくってこの仕事を続けることだけだよ。遅かれ早かれ結果はついてくる」