アンダー・ザ・ドーム

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米CBSは、この夏に放送されたSFドラマ2作品、すなわち、スティーヴン・キング原作の『アンダー・ザ・ドーム』と、新作サスペンス・ドラマ『Extant』(いずれもスティーヴン・スピルバーグ製作総指揮)のシーズンを更新することを決めた。Deadline.comなどが伝えた。

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通常はオフシーズンとされる夏に向けて大予算を投じたドラマとして、昨年話題になった『アンダー・ザ・ドーム』は、この夏シーズン2が放送。平均視聴者数は1,100万人、18-49歳層の視聴率は2.7レーティングと、昨年より勢いは衰えたものの、夏のドラマのトップに君臨した。(日本ではシーズン2が現在Huluで配信中、Dlifeにて吹替版が放送中)

一方、『Extant』は、宇宙滞在中に謎の妊娠をとげた女性宇宙飛行士の物語。オスカー女優ハル・ベリーが主演を務めることもあって、鳴り物入りでシーズン1が夏に放送されたが、当初の期待ほどは成績が伸びず、平均視聴者数は864万人、18-49歳層では1.7レーティングにとどまった。

とはいえ、両作品ともTV放映のほか、米Amazonにおいてストリーミング配信が行われていること、また、世界市場での売れ行きが上々であることから、放送前からすでに利益は出ているとのこと。視聴率はさして大きな問題にはならなかったようだ。

なお、新シーズンは両作品とも、2015年の夏に放送される予定。CBSはこれからも夏の放送枠を重視していくという。

ちなみに、3シーズン続いた『アンフォゲッタブル 完全記憶捜査』、6月末にスタートした法廷ドラマ『Reckless』は、残念ながら打ち切りになった。(海外ドラマNAVI)

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