コーヒーを飲む習慣は本当のところ良いの?悪いの?「良い」

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毎週といっていいほどコーヒーについての新しい研究が発表され、ある研究ではコーヒーを悪魔の様に取り扱い、流行り風邪のごとく避けるべきだ、とはやし立てるものもあれば、コーヒーの健康効果がわかり、点滴で注入してもらうほど体にいいのだ、と言う研究もあります。

本当のとこどうなのかのでしょう。ここでは知っておいた方が良い事実について述べていきます。

●良いか悪いか?
コーヒーには健康効果があるのか?はい、あります。

ハーバード大学が行った24年間にもわたる研究によると、コーヒーは訳もなく悪者にされがちだ、とのことです。コーヒーががんや心臓病などを引き起こす、といった直接的なリスクはありません。逆にスウェーデンの研究ではコーヒーをよく飲む人は乳がんのリスクが減ったという結果も出ているのです。

それもコーヒーにはかなりの抗酸化物質が含まれているからだ、とスクラントン大学の科学教授、ジョー ビンソン氏は言います。

●朝コーヒーを飲む事で良くない影響は?
エスプレッソに手を出すのはまだ早いかも。コーヒー摂取に関連するリスクを懸念するエキスパートも多々います。プリンセトン大学の研究によるとコーヒーに含まれるカフェインが人を神経質にさせたりイライラさせたりするだけでなく、骨密度を失わせ、骨粗鬆症のリスクにつながる、と示唆しています。

また利尿作用があるため肌の水分を失わせ、老化を早める、という結果もあります。あまり聞きたくなかったですね。

●どれだけ飲めば飲みすぎ?
1日にどれだけの量なら大丈夫なのでしょう?ハーバードパブリックヘルスの助教授、ロブ・バン・ダム博士によると、震えが出るほどや眠れない又はストレスを感じる場合は飲みすぎだ、という事です。

やはり”適度な量”がキーになるでしょう。しかし抗酸化物質が含まれているとは少し意外ですが、全く悪者でもないコーヒー。気分転換程度には楽しみたいですね。

参考:The truth about your coffee habit
http://www.cosmopolitan.com.au/health-lifestyle/healthy-eating/2013/10/the-truth-about-your-coffee-habit/