日本ハムの陽、「もっと台湾を愛そう」投稿で「いいね!」が12万人

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(台北 31日 中央社)日本プロ野球、日本ハムの陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)が28日、フェイスブックで韓国製品のイメージキャラクター起用の申し出を断ったことを明らかにし、台湾への熱い気持ちを語った。この投稿が発表されるやあっという間に注目を集め、「自由時報」、「聨合報」などにも取り上げられた。台湾時間31日午後7時時点で「いいね!」を押したファンは12万3000人に達し、投稿をシェアした人も1万7000人を上回った。

陽の投稿内容(原文中国語)は以下の通り。

「台湾は韓国のような気迫に欠けているとずっと思ってきたし、各国球界の諸先輩方のことは大変尊敬している。しかしだからといって台湾の選手がほかの国に劣っているとは思わない」

「俺をイメージキャラクターに起用しようとする韓国企業のギャラがめちゃ高かったんだけど、やっぱり最終的には台湾の老舗飲料メーカー、黒松を選んだ。確かに(韓・中も立派、例えば中国ご自慢の)ジャイアントパンダも可愛いが、俺たちにはタイワンツキノワグマという可愛いヤツがいる」

「俺一人の力は取るに足らないが、自分の故郷のために少しでも何かをやりたい。台湾人の俺たちが台湾を愛さずに、誰が愛してくれるだろうか」

【 写真 】 黒松沙士(サーシ)イメージキャラクター発表会での陽岱鋼(中央)。今年5月、札幌ドームにて(写真=黒松提供)

(編集:羅友辰)