巨匠ジョン・カーペンター『ニューヨーク1997』のリメイク企画が復活!
映画『ハロウィン』『遊星からの物体X』を手掛けたハリウッドの巨匠ジョン・カーペンター監督の『ニューヨーク1997』のリメイク作品が企画されていることがわかった。Deadline.comが報じている。
当初『ジャックと天空の巨人』のニール・H・モリッツと『クレイジーズ』のブレック・アイズナー監督が、ニュー・ライン・シネマの下で企画を進めており、ジェラルド・バトラー、ジェレミー・レナー、トム・ハーディが主役候補に挙がっていた。しかし、ニュー・ライン・シネマが2年前にリメイクする権利を手放したため、実現には至らなかった。
しかしこの度、ハリウッドの大物プロデューサー、ジョエル・シルヴァーの製作会社シルヴァー・ピクチャーズとスタジオ・カナルがリメイクを再企画していることが明らかになった。
オリジナルの作品の舞台は犯罪のはびこる1997年のアメリカ。ニューヨークのマンハッタン島はコンクリートの壁に囲まれ、終身刑の囚人のための刑務所となっていた。ある日、大統領専用機がテロリストに襲われ、マンハッタンに墜落してしまう。そこで、かつて特殊部隊のメンバーであった終身刑囚スネーク・プリスキンが、恩赦と引き換えに大統領の救出任務を任される。
ジョエルはこのリメイク作品では新たなアプローチを図りたいそうで、オリジナルを基に三部作の制作を企画しているようだ。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)