韓国のコミュニティサイト「ガセンイドットコム」の掲示板に「日本の報道機関、韓国大統領選挙超接戦と70%後半台投票率」とのスレッドが立てられたところ、さまざまな意見が寄せられた。

 スレ主は、19日に行われた韓国の大統領選について、投票時からNHKなど日本のメディアが注視し、韓国の現地に取材陣が訪れていたことを取り上げた。そして、投票率や出口調査までリアルタイムで報じたことと、それに対する日本のネットの反応を紹介した。

 日本のネットでの反応として、「どうでもいい」、「日韓断交」、「反日でも親日でも、誰がなっても結果は同じ」、「誰がなろうが朝鮮人は朝鮮人」、「誰が大統領になっても日本に謝罪を求める」、「韓国も2世の大統領が出てくるのかw」といったコメントを紹介した。

 スレッドには、日本の報道について疑問視するコメントが上がった。

・「他国の選挙の投票率をわざわざリアルタイムで放送することってあるんだね」・「大統領選にこんなに注目するって、ストーカーみたい」・「『NHKはBS1で2時間生中継をする、私たちの受信料を使って』と怒っている日本人もいるね」・「私たちの国の大統領選を生中継する必要があるの?」・「韓国に関心を持つより、自国の投票率を上げろ」

 一方、日本のネットの反応について触れた意見もあった。

・「日本人はすぐに韓国と断交と簡単に言うけど、本当に断交したらどうだろう」・「過度な関心はひかえて下さるように願ってやまない」・「ネット右翼は朴槿恵候補が親日的な行動を取り、協力してくれるという期待があるのだろうが、無駄な期待はしない方がいい」

 また、日韓の新しい指導者には、祖父や父の代からの少なからぬ因縁があるとの言及もあった。

・「朴正煕(パク・チョンヒ)と岸信介、2人には満州国という共通の背景が。韓国の保守派では、日本より北朝鮮がさらに嫌な人が多いのが現実」・「日本の右翼がよく持ち出す日韓協定は、朴正煕の時に締結された。日韓協定の時に、植民支配に対するすべての補償が終わったと右翼は妄言を吐く」

(編集担当:李信恵・山口幸治)