14日の国際親善試合でフランス代表に1−2とホームで敗れたイタリア代表。イタリアのゴールを決めたのは、セリエAでも得点ランク首位にいるFWステファン・エル・シャーラウィだった。代表での初ゴールだ。試合後、同選手は次のように話している。

「すごくゴールを決めたいと思っていた。重要なゴールだったね。残念ながら勝利にはつながらなかったけど、僕らはパフォーマンスに満足している。相手は強いチームだったんだ。とても満足しているよ」

「(マリオ・)バロテッリとはやりやすいね。素晴らしい選手で、ゴールチャンスもつくってくれる。今日のゴールシーンでも、マリオが(リッカルド・)モントリーヴォに見事に落としてくれて、そこから僕にボールが来たんだ。僕とバロテッリが将来のイタリアのコンビになれることを願っている。ずっとこうやって続けたい。マリオはどんなチームでも役立つはずだ。まさしくタレントだよ」

ただ、完璧な夜というわけではなかった。

「ゴールを背にしてボールを受けたときに苦しんだ。ターンして相手に向かうことができなかった」

最後に、アシストしたモントリーヴォについてこのようにコメントしている。

「彼は素晴らしいクオリティーを持つ選手だね。ボールをうまく回してくれるレジスタだ。ミランでとてもうまくやっている。大きな補強だよ」

そのモントリーヴォは試合後、次のように語った。

「僕らは敗北に値しなかった。特に前半はうまくやったね。後半の残り25分間もゴールを決めるに値した。残念だよ。親善試合だけど、豪華な一戦だったからね」