イングランド代表は19日のEURO2012グループD最終節で、ウクライナを1−0と下して首位でのグループステージ突破を決めた。準々決勝ではイタリアと対戦する。決勝点を挙げたFWウェイン・ルーニーは、次のように語った。

「イタリアとの試合は難しいものになるだろう。でも、僕らは自分たちに自信を持たなければならない。僕らへの期待があるかどうかに関係なく、僕らは信じているし、これからの試合に向けて準備を整えている」

「僕らは勝てて満足している。僕もすぐにゴールを決められたのは素晴らしかったね。大きな大会ではしばらくゴールを決めていなかったけど、チーム全体がファンタスティックだった。僕らは自分たちのクオリティーを知っている。自分たちに何ができるか、をね」

また、再び素晴らしいパフォーマンスを見せたキャプテンのMFスティーヴン・ジェラードは、次のように話している。

「僕らはとても難しいグループを制した。ウクライナの“幻のゴール”はラインを割っていたか? こういう大会では運も必要なんだよ。それがなければ、どこへも行くことができない。ここからは、1試合ずつ考えながら進もう。イタリア? 僕は彼らをすごくリスペクトしている。どんな瞬間でも試合を決められる選手たちがいるんだ」