財務省はこのほど、東日本大震災の復興資金に充てる「個人向け復興国債」の販売促進のためにAKB48を応援団に起用した。28日付で中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。以下は同記事より。

 財政状況が緊迫している日本は奇策を打ち出し国債の販売数の強化を図る。「個人向け復興国債」は、東日本大震災や津波の影響を受けた被災地に、再建資金を提供する目的で売り出される。より多くの購買を促進するため、財務省は優勝力士の横綱白鵬、女子サッカーの澤穂希選手も起用した。

 日本は先進国でもっとも厳しい債務状況に直面しており、その債務額は日本のGDPの2倍以上だ。債務危機の影響を受けているEU構成国であるギリシャよりもっと厳しい。日本の10年間の国債収益の利子はわずか0.88%、ほかの金融投資商品に比べて確かに特別な魅力はない。(編集担当:米原裕子)