リーグ戦開幕から2連勝を飾ったユヴェントスだが、ここ2試合は連続してドローに終わっている。批判にさらされているのが、本来のパフォーマンスを見せられていないDFジョルジョ・キエッリーニだ。だが、同選手の代理人は『Calciomercato.It』のインタビューで、キエッリーニを擁護している。

「批判もゲームの一部だ。だが、私は行き過ぎだと思う。いつものように、スケープゴートをつくろうとしているんだ。彼は自分を擁護する必要もない。ユヴェントスにとって難しかったこの数年、彼は常にベストプレーヤーの一人だったんだからね。いつも全力を尽くしてきたし、決して逃げ隠れはしなかった」

「それに、昨日の試合(カターニア戦)の失点については、彼の責任はそれほど大きくないと思う。ストライカーが後ろから来たら、やれることはあまりないんだ。むしろ、終盤の(ダビド・)スアソに対するプレーの方がミスだった。だが、キャリアにおいて一つのミスを犯すのは当然だろう。それなのに、今はユヴェントスが失点するたびに、キエッリーニの責任かのように言われている」

キエッリーニは今、どのような気分なのだろうか?

「連絡したけど、落ち着いているよ。4.5点という採点がうれしくないのは当然だ。だが、彼は真面目なプロフェッショナルだし、素晴らしい瞬間もそうじゃないときもあるということを分かっている。彼は実際の責任以上のものを負わされた。いくつかちょっとしたミスをしてしまったが、この時期がすぐに過ぎ去ることを願っているよ」

なお、FWアレッサンドロ・デル・ピエーロはカターニア戦について、フェイスブックのページの中で、「難しい場所でのドローだった。勝てなければ満足できない。だがいずれにしても、カターニアで獲得した勝ち点1で、僕らはトップを維持している」とコメントしている。