3日の千葉ロッテマリーンズ戦は5-1と勝利を挙げ、3連戦勝ち越しに成功した東北楽天ゴールデンイーグルス。だが、この試合で先発した永井怜は、右肩違和感を訴え、2回途中で降板する事態となった。

防御率2.35(3日現在)、永井の戦線離脱は、岩隈、ラズナーに続くローテーションの一角を失うことでもある。楽天・星野仙一監督は、一部メディアに「オレが投げるか」とコメントし、チームの尽きない悩みを自嘲気味に話したものの、先日も星野監督による鉄拳八つ当たりの報道が出たばかり。募る怒りとイライラは、チームにどのような影響を与えるのか――。

大手掲示板上でも「楽天はどうでもいいがマーくんが潰れるのだけは嫌だ 早く監督変えろ」「朝、プロ野球ニュースで、永井が違和感を訴える場面があったが、それを見て星野が呆れて笑っているのが映っていたよ。故障をした選手を批判しても仕方がないだろうに、星野の頭は昔のままだな」「こんな投手じゃローテーション回らないから来年は川上と黒田と井川を補強してくれ とか言い出しそうだな」「岩隈、田中、塩見、永井、で先発けっこう揃ってんのにな どうして勝てないんだか」といった監督の資質を問うコメントが多く見られた。

幸い永井はローテーションを一回回避する程度で済み、岩隈も5日にイースタン・リーグで調整登板できる見通しだという。星野監督への批判については、北京五輪敗戦時にまで遡るものが多く見受けられるが、これらを払拭できるのはチームの勝利以外にはない。星野監督の巻き返しは見られるか?