日本人サイドバックの評価上昇で、ホッフェンハイムが日本代表の森脇良太を獲得か

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 Webサイト『FOOTBALL press.net』はブンデスリーガのホッフェンハイムが、広島で日本代表DFの森脇良太に興味を持っていると報じた。報道によると、既にクラブと接触しているようで、今夏にも契約が成立するという。
 
 森脇は広島の下部組織出身で、2005年にトップチームに昇格し、2008年からは主力として活躍。右サイドバックを主戦場とするが、センターバックや中盤でもプレーできるユーティリティーな選手であり、一対一などの対人プレーに強さを誇る。
 
 今年は日本代表にも選出され、アジアカップに参加。出場機会はなかったものの、ムードメーカーとして日本の優勝に貢献した。
 
 現在、ドイツではシャルケで不動の右サイドバックを張るDF内田篤人がプレーしている。内田が先日のチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、第1戦のバレンシア戦でも先発フル出場したことで、日本人サイドバックの評価が上がっていることは確かだ。また、インテルではDF長友佑都が、オランダのフィテッセではDF安田理大も左サイドバックとして躍動している。
 
 森脇がブンデスリーガに向かうことになれば、同じく広島からドイツのケルンに移籍した槙野智章と直接対決が実現する可能性が高い。
 
 さらに一部報道では、リーグアンのボルドーも森脇の獲得に乗り出していると言われている。アジアカップではフィールドプレイヤーとしては唯一試合に出場できなかった森脇だが、強豪クラブへの移籍もあるかもしれない。

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