ジョゼ・モウリーニョ監督が就任してから、レアル・マドリーが初の補強を行った。レアルは28日、ベンフィカに所属するアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアを獲得したことを発表した。22歳の同選手の移籍金は、正確にはされていないが、1000万ユーロ(約11億円)は上回る。契約期間は6年。現在、ディ・マリアはディエゴ・マラドーナ監督率いるアルゼンチン代表の一員として、南アフリカ・ワールドカップ(W杯)を戦っている。

一方で、バルセロナはフランス代表FWティエリ・アンリと、コートジボワール代表MFトゥーレ・ヤヤの2選手が、来シーズンはチームでプレーしないことを明らかにしている。バルサによれば、アンリの放出に関しては、すでにW杯前から合意に至っていたという。なお、フランスはグループリーグで敗退。アンリにとっては失意にあふれるW杯となり、すでにアンリは南アフリカを後にしている。来シーズン、アンリがどこでプレーするかは明らかになっていない。

また、トゥーレ・ヤヤについては、ロベルト・マンチーニ監督率いるマンチェスター・シティが関心を寄せている。両クラブの間ではすでに合意に至ったようだ。しかし、マンCと選手側の合意がまだ足りないようである。

バルセロナは2選手の放出について、収支バランスを改善するためだとしている。