ユヴェントスの会長がジョヴァンニ・コボッリ・ジーリ氏からジャン・クロード・ブラン氏に交代することが明らかになり、インテルのマッシモ・モラッティ会長が両氏に対して次のようなコメントを残した。

「ブランには心からのエールを送りたい。ユヴェントスの会長ということで、彼は非常に貴重な任務と、大きな責任を負うことになるんだ。彼にはチームを強くできるようにエールを送るよ。ただし、決してインテルほど強くはならないようにね…」

「コボッリ・ジーリは紳士だ。この上なく優秀な人物だよ。過去についてはとてもサポーター的で、だが現在に関しては非常に現実的だ。彼がもうユーヴェの会長じゃなくなるのは残念だよ」

一方、ライバルのミランはクラブ売却の可能性が騒がれているが、モラッティ会長は次のように述べ、ミランのオーナーであるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏がクラブを売ることはないだろうとの見解を示している。

「ベルルスコーニの子供たちのなかに、ミランのサポーターがどれくらいいるかは知らない。本当にクラブの買い手となりうる人が他にいるかどうかも知れない。ただ私は、ベルルスコーニがミランを売ることはないと思っている。もっと時間ができたら、ふさわしいだけの物を再びつくり上げるはずだよ」