イングランドのマンチェスター・シティから1億2000万ユーロ以上(約144億円)と見られる獲得オファーが提示されたACミラン所属のブラジル代表MFリカルド・カカ(26)。「既にサイン済み」との報道も流れるなど、巨額オファーの行方が注目される中、カカのスポークスマンを務めるディオゴ・コツショ氏が、現段階ではカカがマンチェスター・シティとの契約書にサインを交わしていないことを明らかにしている。

 “calciomercato.it”サイト上でコツショ氏は「リカルドはACミランの選手であり、今は国内リーグ戦のフィオレンティーナ戦のことだけを考えている。カカは現在、家族以外からの電話は受けていない。私は彼と話をした際に『落ち着いているように』と伝えた」とコメント。

 またカカのエージェントも務める「父ボスコ氏が月曜日にマンチェスター・シティ幹部と話し合う」との報道に対し、コツショ氏は「ボスコ氏は現在サンパオロでバカンスであり、週末まではそちらで過ごす予定となっている。仮に、彼がイタリアを訪れるようなことがあれば、それは何かしら事態が発展したことを意味する」と説明した。