17日のUEFA杯で、バレンシアをホームに迎えるサンテティエンヌ。国内リーグでは17位と低迷しているが、UEFA杯グループリーグでは2勝1引き分けと好調で、グループGの首位。すでに決勝トーナメント進出が決まっているが、2位バレンシアとの最終節を少なくとも引き分けに持ち込み、グループ首位で決勝Tに臨みたいところだ。

 ところがここへ来て、故障者が続出する事態に見舞われている。レキップ紙によると、すでにDFのダボ、タブラリディス、モンソロー、ソジェ、MFのペラン、ランドランらが戦列を離れているが、新たにMFの松井、オートクール、FWのゴミスが故障者リストに加わり、バレンシア戦を欠場する。主力の故障者は10人にのぼり、ベンチ入りの定員(18人)に足りない17人しか招集できないという苦しい状況だ。

 ペラン監督に代わってから出場機会を得て、先月27日のブルージュ戦でようやく欧州杯デビューを飾った松井としては、ビッグクラブ相手の一戦にケガで出られないのは何とも残念なところ。

 ただし、松井とゴミスのケガは軽い打撲で、今週末20日(土)の今年最後の試合(第19節、オーセール戦)には復帰できる見通しだ。