フェルナンド・トーレスの加入で出場機会が大幅に減少しているリバプールのイングランド代表FWピーター・クラウチ。そんな彼には移籍の噂が絶えず、1月にマンチェスター・シティ移籍との声も流れていた。しかしクラウチはこの噂をきっぱりと否定。「できるだけ長くリバプールでプレーしたいと思っている。ここから出て行けば間違いなくチームのレベルは下がることになるから」と残留を表明した。

 不仲が囁かれるベニテスとの関係についても「シーズン序盤、あまり出番がなかったときに監督は“この試合で使う”と言ったんだ。そして実際にその試合では起用してくれた」と信頼関係があることもうかがわせている。しかし未だにベニテス監督のFWの優先順位はトーレスとカイト。クラウチはボロニンと第3FWの枠を争っている状況だ。クラウチのこの我慢はいつまで続くか。