17日に行われる南アフリカとの親善試合に向けて、代表初招集を受けたナポリのDFパオロ・カンナヴァロが嬉しい胸中を語った。
 U−21代表を経験したこともあるパオロもすでに26歳。常に、兄でイタリア代表主将ファビオの陰に隠れる存在だったが、今季セリエAに昇格したナポリでの活躍を見て、ドナドーニ監督が招集を決定した。
「今回の招集ほど満足いくものはないよ。だって、大好きなクラブでプレーしていて呼ばれたんだからね。このご褒美をファンやナポリのみんなと分かち合いたい。今日は特別な日だよ。昔からの夢が実現したんだからね。ナポリの首脳陣には僕を信頼してくれたことを感謝しないと。彼らが僕の力を信じて、生まれ故郷のクラブのユニフォームを着るチャンスを与えてくれたんだから」と、パオロは喜々として語った。
 なお、ファビオはメンバー入りしていないので、今回は兄弟の競演は実現しない。