8月17日に開幕したポルトガルリーグだが、ベンフィカは18日の開幕戦で今シーズン2部から昇格したばかりのレイソエスに1−1で引き分けた。アウェーとはいえ、格下相手に拙い試合をしたことを重く見たベンフィカの首脳陣は、20日になってサントス監督を解任した。

 わずか1試合での監督交代は異例だが、首脳陣の動きは早く、同日中に後任としてスペイン代表やレアル・マドリーを率いたホセ・アントニオ・カマーチョ監督の就任を発表した。カマーチョ新監督は過去にベンフィカを指揮したこともあり、その手腕に期待が寄せられている。果たして短期間でチームを把握し、勝利を積み重ねることができるのか。要注目だ。