立ったり、歩いたりを繰り返す通勤は、それだけで全身の筋肉 運動。肩胛骨、おなか、股関節、腕など各パーツの筋肉を意識 して、少し負荷をかけながら動くと、運動効率が上がります。 駅で階段を使う、電車で座らないなどの積み重ねも大事!

肩胛骨を動かして姿勢良く歩く



\おなかに力を入れて/


 

\肩胛骨を意識/


階段上りは1段飛ばしで筋力アップ



階段を1段飛ばすと、その分ももが高く上 がって、腸腰筋(股関節前面の筋肉)が鍛えられます。姿勢をまっすぐに保ちながら上って、足裏全体で着地するのがポイント

電車内は浅いスクワット



電車で立ちながら、ひざを軽く緩めては 伸ばす浅めのスクワットを続けます。お 尻はハイチェアに座るイメージ。出っ尻にならないようにインナーマッスルを使って引き締めます

カバンを持った腕をひねって二の腕シェイプ





荷物が軽めのときは、カバンをダンベル代わりに手・腕の運動。手首を回転させるだけで腕全体の筋肉が動き、二の腕も引き締まります。途中でカバンを持ち替えて、左右均等に!

 

 
教えてくれたのは…

ウォーキングインストラクター まゆみさん
ショーモデル。トップモデルとして のキャリアで培った、洗練されたウォーキングテクニックに定評がある。ミス・インターナショナル世界大会 のステージ演出もサポート。学生時代は筋肉質のがっちり体型。女性らしいしなやかなボディになりたくて、まずは普段の姿勢や歩き方から変えていきました。


『美的』11月号掲載
撮影/フカヤマノリユキ 構成/つつみゆかり デザイン/Beeworks